東京株式(前引け)=売り圧力減退で薄商いの中切り返す

 17日前引けの日経平均株価は前日比152円高の1万2838円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は12億4240万株、売買代金は9516億円。値上がり銘柄数は1453、対して値下がり銘柄数は192、変わらずは60銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、朝方は軟調展開でスタートしたものの、その後買い戻されて急伸するなど、引き続きボラティリティの高い展開。前週末の米国株市場は米経済指標の悪化を受けて軟調、為替市場で1ドル=94円台での推移と円高局面が続いていることも買い手控え感につながったが、円相場の上昇が一服すると値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが優勢となった。きょうからアイルランドで開催されるG8サミットの動向や、あすから明後日にかけて予定されるFOMCの結果を見極めたいとのニーズもあり、足もとの売買代金は大きく減少しているが、売り圧力も限定的となっている。
 個別ではトヨタ、富士重など自動車株が切り返したほか、JTも高い。ディーエヌエーが買われ、ソフトバンクも値を上げた。材料株では群栄化、木村化、サニックスなどが急騰、エイチームも大きく値を飛ばした。KLab、AITなども大幅高。あさひも高い。半面、三井不、菱地所など不動産株が安く、GSIクレオス、住石HDも利食われた。ファーストリテも冴えない。三井住友、アイフルも軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)