カーバイドが続急伸、因縁場の年初来高値630円を抜き去る

 日本カーバイド工業<4064.T>が商い急増の中で4日続伸、連日の急騰劇で遂に4月15日の年初来高値を更新してきた。同社株は特定資金の買い攻勢思惑が根強い中で昨年10月から大相場の道程を歩んでいるが、今年4月15日に630円で年初来高値をつけてからは値を崩し「思惑半ばで仕手化シナリオが頓挫した形」(中堅証券営業体)となっていた。それが、6月5日の寄り付きに観測された大口のクロスを契機に仕切り直し相場が本格化した。きょう前場に、シコリ玉を抱えて因縁場とみられていた630円水準を上に抜いたことで、後場に入り短期筋の参戦を促して買いが一段と厚くなっている。直近の信用取組は信用倍率3.85倍と買い長で需給バランスは今一つだが、それだけに相場はまだ若いという判断も働くところだ。

カーバイドの株価は14時37分現在660円(△69円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)