<動意株・17日>(大引け)=カーバイド、木村化、参天薬など

 日本カーバイド工業<4064.T>=一時、ストップ高。連日の急騰劇で遂に4月15日の年初来高値を更新。同社株は特定資金の買い攻勢思惑が根強い中で昨年10月から大相場の道程を歩んでいるが、今年4月15日に630円で年初来高値をつけてからは値を崩し「思惑半ばで仕手化シナリオが頓挫した形」(中堅証券営業体)となっていた。それが、6月5日の寄り付きに観測された大口のクロスを契機に仕切り直し相場が本格化した。

 木村化工機<6378.T>=3日ぶり急反発。安倍晋三首相が東欧4カ国との初の首脳会合で、日本の原子力発電所を売り込むトップセールスを繰り広げていることから、MOX燃料製造設備などを手掛ける同社も関連銘柄の代表格として物色の矛先が向かっている。政府は成長戦略の一環として原発輸出を掲げていることから、今後も材料含みとみる向きも多いようだ。

 参天製薬<4536.OS>=反発。ブルーライトなどの光ダメージに着目した一般用点眼薬「サンテPC」の7月8日発売日が接近、再び注目が高まっている。「サンテPC」はブルーライトなどによる目の不快感を解消するため、目のピント調節機能を改善するビタミンB12や角膜を保護するコンドロイチンなどを配合している。ブルーライト対策では眼鏡チェーンで販売されている対応メガネが人気を集めていることから、ブルーライト対応目薬の販売増が期待されている。
 
 プリマハム<2281.T>=急上昇。ここ最近の為替の円高による輸入コスト改善が期待されるほか、日本のTPP交渉参加で将来的に食肉原料の関税引き下げによる原料安メリットへの思惑が支援材料。また、同社17日に、7月から順次ハム・ソーセージ、加工食品の市販用および業務用商品を値上げすると発表した。商品規格の変更もしくは価格の引き上げにより、国内生産品は平均約7%、輸入加工品は平均約13%値上げする。

 JT<2914.T>=大幅高。全般相場が不安定さを増すなか、好業績のディフェンシブ銘柄として見直し買いが流入。14日に発表された5月の国内たばこ販売数量は102億本と前年同月比で0.4%増加した。5月単月シェアも60.6%と前年同月の59.3%から拡大している。特に、主力商品の「MEVIUS」の販売は順調なようだ。シティグループ証券は14日、同社株の投資判断は「買い」としてターゲットプライスは4700円に置いている。

 メガネスーパー<3318.OS>=ストップ高カイ気配。前週末14日発表の本決算で13年4月期は売上高159億6900万円(前の期比16.7%減)、営業損益16億700万円の赤字(前の期12億8900万円の赤字)、純損益22億9200万円の赤字(同19億7800万円の赤字)と大幅赤字となったものの、14年4月期は売上高180億円(前期比12.7%増)、営業損益9億円の黒字、純損益7億円の黒字にそれぞれ黒字転換する見通しであることが好感されている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)