東京株式(大引け)=346円高、薄商いの中も高値引け

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 週明け17日の東京株式市場は、朝方安く始まったもののその後プラス圏に切り返し、後場は一段高に買われる展開で日経平均は1万3000円大台を回復した。
 大引けの日経平均株価は前週末比346円高の1万3033円と大幅高で高値引け。東証1部の売買高概算は25億430万株、売買代金は1兆9838億円と3月29日以来となる2兆円大台割れとなった。値上がり銘柄数は1606、値下がり銘柄数は85、変わらずは25銘柄。薄商いながら、インデックス主導で全体の約94%の銘柄が上昇する全面高様相となっている。
 前週末の米国株市場が軟調だったことに加え、足もとで円高・ドル安が進行、さらにきょうから開催されるG8サミットの動向や、あすから明後日にかけて予定されるFOMCの結果を見極めたいとの思惑から、きょうの東京市場は買い手控え感の強い中で始まった。しかし、円高が一服すると先物主導で買い戻しの動きが強まり、主力株を中心に全般は大きく切り返す流れとなった。また、材料株物色も旺盛で、仕手性の強い銘柄に短期資金が集中して値を飛ばすものが目立った。
 個別では、トヨタが高く、ソフトバンク、ファーストリテなど日経平均寄与度の高い銘柄が買われた。ディーエヌエー、NTTなども物色されている。群栄化がストップ高、トクヤマも急騰した。また、カーバイドが商いを膨らませて一時値幅制限いっぱいまで買われている。半面、菱地所、住友不など不動産株が冴えない。GSIクレオス、リンナイ、ヤマハ発なども軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)