<動意株・18日>(大引け)=群栄化、ユビキタス、神栄など

 群栄化学工業<4229.T>=続騰し、4日につけた年初来高値489円に迫った。3Dプリンター関連のリーディングストックとして人気が再燃。7日現在の信用倍率1.11倍、17日申し込み現在で5銭の逆日歩が付く好取組も買い気を誘っている。3Dプリンターの市場規模は世界全体で12年に前年比29%増の22億ドルに達し、21年には108億ドルと5倍近くに拡大するとの試算もあるだけに、マーケット関係者の関心は高い。

 ユビキタス<3858.OS>=ストップ高。17日引け後に、高速起動ソリューション「クイックブート」に中小規模向け組み込みシステムに特化した量産品「クイックブートRTP」の販売を始めたと発表したことを好感。中・小型のシステムに特化することでより広い顧客層に訴求し、収益貢献が高まることが期待されているようだ。

 神栄<3004.T>=ストップ高。仕手系材料株として足の速さは特筆されるだけに、今の材料株人気の流れの中で短期筋の買いが飛び火した形。同社の子会社でPM2.5を簡単に連続測定できるセンサーを開発するなど、独自の手掛かり材料を内包。これが3月初旬の株価120円前後から418円高値までの急騰劇を生んだ。その後は急反落したことで上値にシコリを残し、提灯買いがつきやすい半面、持続性にも乏しい展開を続けていたが、小回り3カ月の格言通り、3カ月の日柄を経て人気が再燃している。

 ラサ工業<4022.T>=急騰。ここ個別材料株物色が活発化しているが、低位で個人投資家にも人気の高い同銘柄にも物色の矛先が向いた。今年1月下旬に突如人気化した経緯があるがこの時に、「日本カーバイド工業<4064.T>を手掛ける資金のシフトが噂された時期があった」(中堅証券営業体)ことから、今回の相場でもその時の連想が働いているようだ。

 ドワンゴ<3715.T>=急伸。7月の参院選まであと1カ月に迫っているが、ネットを利用した選挙運動が可能になったことで、既に会員数3300万人を突破したニコニコ動画を手掛ける同社の展開力に改めて注目。同社の場合は先の衆院選で党首討論会をニコニコ動画で配信した実績を評価。今9月期業績も経常利益が55%増益の20億円と急回復見通しにあることもポイント。

 テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>=大幅高で3日続伸。同社はハウスウエディングの草分けだが、晩婚化の影響もあって需要は好調に増加傾向を辿っており、同社の挙式件数は過去最高となるなど成長が加速している。アベノミクスへの期待で、国内の消費マインドの改善が進み、高額消費関連への注目も高まっているが、これは同社にも追い風となっているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)