三井住友、三菱UFJなど銀行株が高い、国債価値下落への過度な懸念後退

 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など大手銀行株が買われている。ここ長期金利の上昇から保有する国債価値の下落懸念を背景に冴えない株価展開が続いていたが、全体相場が上値指向となる中で押し目買い対象として物色資金を集めている。日銀が長期金利上昇への具体的な政策を示さなかったことが嫌気されたものの、足もとの長期金利は0.8%台前半で落ち着いた動きとなっており過度な不安が後退している。また、「景気回復に歩調を合わせた金利上昇であれば問題はなく、むしろ貸出利ザヤの拡大が見込まれる点で事業環境としては歓迎すべき」(市場関係者)という指摘もある。

三井住友の株価は10時34分現在4240円(△210円)
三菱UFJの株価は10時34分現在593円(△14円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)