<動意株・19日>(大引け)=新電元、新日無、セキュアヴェイルなど

 新電元工業<6844.T>=大幅反発。引き続き17日に朝日新聞などで報じられた産業用パワーコンディショナーの増産報道を手掛かり材料視。パワコン用検査装置の追加導入や人員増強などにより、従来と比べて約2倍に引き上げたとされている。昨年7月に始まった再生可能エネルギーの全量固定買い取り制度を背景としたパワコンの需要増が改めて伝わったことで、業績への好影響が期待されているようだ。

 新日本無線<6911.T>=ストップ高。日清紡の子会社で電源用ICなどの半導体に展開しているが、同社にもスマートフォン需要好調の恩恵が及んでいる。特に業績面や指標面で裏付けのある銘柄は早晩見直される公算が大きい。その中、同社は程良い材料性にプラスして、今3月期営業70%増益予想という業績高変化率にPER10倍弱というファンダメンタルズ面からの見直し買い要素を併せ持っており、短期資金の食指を動かしているようだ。 

 セキュアヴェイル<3042.OS>=ストップ高。情報セキュリティ構築やログ(使用履歴)分析サービスに特化、24時間有人対応監視で強みを有していることから、国内外で急増するサイバーテロ対策として同社への期待は高い。共通番号制度(マイナンバー)の導入で今後、自治体でのシステム構築が進む中でセキュリティ対策需要も予想される。

 ソフトバンク<9984.T>=大幅反発。米携帯電話大手のスプリント・ネクステル買収に関して対抗馬の出現や買収価格の引き上げなど不透明な環境が続いていたが、きょう朝方に複数のメディアを通じ、対抗馬となっていた米ディッシュ・ネットワークがスプリントの買収合戦から撤退表明したことが報じられ、これを好感する買いが入っている。もっとも、ディッシュはスプリントが過半の株式を保有する高速無線通信のクリアワイヤの買収に集中する構えにある。

 ツガミ<6101.T>=急反発。工作機械株は出遅れ感があり、押し目買いの対象として急浮上している。政府は企業の設備投資の更新や再編を促すべく投資減税に前向きであり、これが工作機械株にはビジネスチャンスを後押しする材料として注目される。同社は自動旋盤を主力としているが、主要輸出先の中国で引き合いが活発化する中、海外受注額が足もと回復傾向を強めている。

 メディシノバ<4875.OS>=ストップ高。19日午前8時に、15日から20日にかけてサンディエゴで行われている米国薬物依存問題学会の第75回年会で、MN―166(イブジラスト)のメタンフェタミン依存症治療を適応とするフェーズ1b臨床試験の結果として安全性に関するポジティブなデータが発表されたことを好感。18日に行われたポスターセッション及びシンポジウムセッションにおいてMN-166(イブジラスト)が取り上げられている。シンポジウムでは著名な研究者らにより、薬物依存症における活性グリア細胞の役割や、MN―166のようなグリアアテニュエーターの薬物依存症治療に対する関与の可能性などが議論されている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)