ドル高見込みだが、円高リスクも警戒

米FOMCを受けてドルが上昇する見込み
昨日の米FOMCを受けてドルが騰勢を強めており、ドル/円は16時前には97.50円台まで上昇した。米国の金融政策が「出口」に向かっている事が確認された上、日本の金融政策が「入口」をくぐってまだ2カ月余りである事から、基本的な流れはドル高・円安と考えるのが自然であろう。
株安・新興国リスクを警戒
ただ、昨日のNYダウ平均は200ドル安、本日の日経平均が230円安と、米国の量的緩和縮小が株式市場で嫌気されており、新興国では資金流出懸念が高まっている。こうした市場の混乱が収まらない中では、短期的に(リスク回避の)円高に振れる可能性も排除できないだろう。米FOMCに対する市場の評価が定まるまでの間、ドル/円は、荒い値動きが見込まれる。