午後:債券サマリー 先物は大幅安、米FOMC後の金利上昇を懸念

 20日の債券市場では、先物中心限月9月限は大幅安。後場に入り、売り物が膨らんだ。現物債市場でも10年債利回りなどが急上昇した。
 19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「年内に証券購入ペースを緩めるのが適当」と発言。これを受け、米10年債利回りは2.3%台に上昇した。この日の午前中は、日銀による国債買いオペオファーがあり、債券市場は落ち着いた動きだったが、午後に入り再度、売り物に押される展開となった。この日は10年債の利回りは0.85%に上昇。0.9%超えが警戒ラインともみられ、長期金利が0.8%台で落ち着くかどうかが関心を集めている。
 この日の先物9月限は142円41銭で始まり、高値は142円96銭、安値は142円37銭、終値は前日比41銭安の142円58銭。出来高は3兆5510億円。10年債の利回りは前日比0.040%上昇の0.850%、20年債は同0.040%上昇の1.730%、30年債は同0.030%上昇の1.860%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)