あす(21日)の為替相場見通し=FOMC後の適正水準探る

 あすの東京外国為替市場の円相場は、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の適正水準を探る展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=97円00~98円50銭、1ユーロ=128円0~130円50銭。この日はバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長による「年内に資産購入ペースを緩やかにするのが適切」との発言を受け、米量的緩和の早期縮小観測が浮上。米10年債利回りが2.3%に上昇しドル買いが強まったこともあり、ドル全面高のなか円は一時98円台まで下落した。市場には、「今回のバーナンキ発言は予想以上に踏み込んだもの」との見方が多く、秋口以降の量的緩和縮小を一気に織り込み始めた。
 今後の道筋が見えてきたことで、再度、100円を視野に入れた円安相場も見込まれる。ただ、この日発表される米5月CB景気先行総合指数などの内容次第では、相場は上下に大きく動く展開も予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)