外為サマリー:1ドル97円10銭前後の円高、株安受け利益確定の買い戻しも

 21日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=97円12~13銭近辺と前日午後5時時点に比べ97銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=128円40~44銭と同1円32銭の円高・ユーロ安で推移している。
 前日の東京市場での円相場は朝方の96円前半が夕方には98円20銭台まで売られる大幅安となった。ただ、その後、NY株式市場が急落し、この日の日経平均株価も大幅下落となるなか、リスクオフ姿勢が強まり、円には買い戻しが強まっている。ただ、一方で米量的緩和の早期縮小観測を背景に、米10年債利回りは2.43%に上昇。市場には、日米金利差拡大を材料視した円安・ドル高のシナリオが浮上しており、午前8時10分過ぎに96円84銭まで円が買われた後は97円台に値を戻している。リスクオフ姿勢から円高に向かうか、日米金利差拡大から円安が続くか。それぞれの見方が交錯した売買が続いている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3218~19ドルと同 0.0006ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)