東京株式(前引け)=海外株安引き継ぎ続落も、売り一巡後下げ渋る

 21日前引けの日経平均株価は前日比113円安の1万2901円と続落。前場の東証1部の売買高概算は13億8111万株、売買代金は1兆522億円。値上がり銘柄数は212、対して値下がり銘柄数は1425、変わらずは74銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、朝方から大きく売りが優勢となった。バーナンキFRB議長が19日にFOMC後の記者会見で量的緩和の縮小について具体的な内容に触れ、これを契機に米国株市場が崩れ、世界株安連鎖の動きとなっている。前日のNYダウは353ドル安と今年最大の下げ幅を記録、流動性相場縮小への懸念が強まり東京市場でも主力株中心に一時95%弱の銘柄が下げる全面安商状に。ただ、売り一巡後は値ごろ感から押し目買いが入ったほか、株価指数先物への買いも作用して前引けにかけ下げ渋る展開となっている。
 個別ではトヨタが安く、三菱UFJ、三井住友など銀行株も冴えない。菱地所、ケネディクスも大きく値を下げた。キリンHD、住友電工なども急落。SBIも安い。半面、ファーストリテ、ファナックなど日経平均寄与度の高い銘柄がプラス圏で全体相場の下げ渋りに反映された。このほか、中山鋼が急伸、河合楽も物色資金を集めた。DOWAが買われ、スクエニHD、エプソン、ミスミGなども高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)