外為サマリー:1ドル97円70銭台へ戻す、日経平均株価上昇に安心感

 21日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円77~78銭近辺と前日午後5時時点に比べ32銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=129円45~49銭と同27銭の円高・ユーロ安で推移している。
 前日のニューヨーク市場で大幅な株安となり、円売りも膨らんだことからこの日はリスクオフシナリオから東京市場も株安・円高に見舞われるとの懸念が強かった。ただ、後場に入り、日経平均株価が上昇すると、為替も株高に連動する形で円売りが強まった。市場には、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の混乱を懸念する声が出ているが、量的緩和の早期縮小を先取りした市場の混乱は先月下旬に一度経験済み。今後は実際の量的緩和縮小に向けた具体的なスケジュールと規模が探られることとなる。早ければ9月から始まるとの見方もある量的緩和縮小に向け、雇用統計を中心にした経済指標の内容に関心を払う展開が続きそうだ。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3241~42ドルと同 0.0017ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)