<動意株・21日>(大引け)=富士急、JHD、極洋など

 富士急行<9010.T>=3日続伸し年初来高値を更新。株価は一時、前日比50円高の1220円まで買い進まれた。21日からカンボジアの首都プノンペンで開催中のユネスコ世界遺産委員会で、富士山の世界文化遺産登録が正式決定される見通しであることを材料視した買いが入った。前日には、富士急行線(大月~河口湖駅)を富士山の5合目までの延伸構想が伝えられたことで上昇しており、期待値の高さを表している。

 ジェイホールディングス<2721.OS>=急速に底離れの動き。同社は木造住宅販売をフランチャイズ展開、フットサル施設事業への展開でも知られる。また、不動産仲介事業も稼働させており、これが業容拡大効果をもたらすとして注目を集めているようだ。3月下旬以降、5%ルール報告で明らかとなった株主構成の変化など玉関係思惑も浮上しており、一部市場筋の耳目を集めているもようだ。

 極洋<1301.T>=続伸。ここ中低位材料株物色の色彩が強まる中で、その先駆組として株価水準を切り上げてきたが、利食い売り一巡から再び買いに勢いがついている。信用取組は大幅に買い長で期待された取組妙味は発現されていないが、直近5日・25日移動平均線がゴールデンクロスを示現するなどで、テクニカル面から短期筋の買い意欲を刺激しているもようだ。

 河合楽器製作所<7952.T>=大幅高。20日付で岡三証券がレーティングを「中立」から「強気」、目標株価を300円に設定したことが関心を集めている。楽器の黒字転換が業績を牽引、素材加工も上振れを指摘、今3月期は連結営業利益で会社側計画の18億円(前期実績11億7100万円)に対して同証券では当初計画の18億4000万円から19億円、来期予想を23億4000万円から25億円に引き上げている。

 ODKソリューションズ<3839.OS>=ストップ高。20日取引終了後に学研ホールディングス<9470.T>と業務・資本提携契約を結んだと発表したことが買い手掛かり。入学試験業務効率化サービスや入試データと教育コンテンツを融合した教育支援・広報支援サービスの開発を共同で進める方針で、学研HDはODKが発行する株式1万3500株(発行済み株式総数の16.46%)をきょうの大阪証券取引所の時間外取引で取得。ODKも学研HDが発行する株式約167万株(発行済株式総数の1.57%)を取得する。

 ミスミグループ本社<9962.T>=大幅高。FA・金型向け部品の通販を手掛ける。海外売上比率は34%に達しているが、アジアなど自動車メーカーの現地生産の流れを背景に好調で、業績は今3月期最終利益が103億円見通しとピーク利益を更新する見通しだ。市場関係者の間ではさらに増額の可能性も指摘されている。また、今期配当は前期比1円5銭増の28円50銭を予定しており、株主還元に厚い点も評価される。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)