東京株式(大引け)=215円高、先物主導で急速切り返し

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 21日の東京株式市場は、米国株の大幅安を受けて朝方は大きく売り先行で始まったが、後場に先物主導で大きく切り返す展開となった。大引けの日経平均株価は前日比215円高の1万3230円と大幅反発。東証1部の売買高概算は33億4070万株、売買代金は2兆7987億円。売買代金は3兆円大台を5日連続で下回っているが、足もとはやや増勢。値上がり銘柄数は858、値下がり銘柄数は753、変わらずは105銘柄だった。
 前日の米国株市場でNYダウが今年最大の下げ幅を記録するなどリスク資産圧縮の動きが強まる中、きょうの東京市場は大幅安で始まった。バーナンキFRB議長が19日の記者会見で量的緩和の縮小に具体的に触れ、これを契機に流動性相場の継続に対する懸念が浮上している。為替市場でも朝方は1ドル=97円台攻防と前日と比較して円高傾向にあり、これも買いを手控えさせる要因となった。しかし、為替が円安方向に転換したのを受けて前場後半から下げ渋り、後場に入ると先物に仕掛け的な買いが入り、日経平均は一気に戻り足に転じた。一時300円強の上げ幅を記録する場面もあった。
 個別では、トヨタがしっかり、ソフトバンクも高い。ファーストリテも急伸している。低位の中山鋼が大幅上昇、DOWA、カプコン、河合楽なども値を飛ばしている。京都友禅、学情、極洋なども大きく値を上げた。半面、三井不、ケネディクスなどが安く、キリンHDも大幅安。アイフル、SBIなども下げた。いすゞも売られたほか、神栄、GCAなども安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)