午後:債券サマリー 先物は大幅安、株高受け売り先行に

 21日の債券市場では、先物中心限月9月限は大幅安。前場は軟調だった日経平均株価が、後場に入り大幅高に転じたことを受け債券市場には売り物が膨らんだ。
 後場の先物は142円08銭でスタートし、一時141円90銭まで下落した。この日は国債買いオペのオファーがなく、市場の下支え要因に欠けた状態だった。特に、海外の金利上昇は懸念されており、20日に10年債利回りで2.43%を記録した米長期金利の上昇が一服するかに関心が集まっている。「6月は国債償還が多く需給関係は良好」(市場関係者)という見方はあるものの、今後、夏場に向け金利水準が安定するかに関係者の視線は集中している。
 この日の先物9月限は142円46銭で始まり、高値は142円54銭、安値は141円80銭、終値は前日比48銭安の142円10銭。出来高は3兆8424億円。10年債の利回りは前日比0.040%上昇の 0.875%、 20年債は同0.030%上昇の1.760%、30年債は同0.020%上昇の1.880%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)