来週の為替相場見通し=90円台後半の円安定着も

 来週の東京外国為替市場の円相場は、98円から99円台での円安定着を狙う動きが予想される。予想レンジは1ドル=96円50~99円20銭、1ユーロ=128円50~133円00銭。この週は19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言待ちで前半は膠着状態、FOMCの結果が判明した後は一気に円安に動いた。バーナンキ議長が「年内に資産購入ペースを緩やかにするのが適切」と発言したことを受け、量的緩和の早期縮小観測が浮上。これに伴い、米国長期金利が上昇し、ドル全面高のなか円安が進んだ。ただ、20日にはNYダウが急落するなど、世界の金融市場は安定感に欠けた展開が続いている。
 ただ、米景気の回復に伴うドル高という基調が背景にあるだけに、円は100円を目指す下落が続くことが予想される。来週は25日の米5月新築住宅販売や26日の米1~3月期GDP確定値などが注目されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)