<私の相場観>=かざか証券・市場調査部長 田部井 美彦氏

 FOMC(米連邦公開市場委員会)で、金融緩和縮小方針が明確となり、NYダウは大幅下落した。ただ、これは米の景況改善を示すものでもある。同時に外国為替市場では、円安・ドル高を誘引し、日本企業の業績にはプラス材料となる。

 今週は、米で住宅や消費関連の主要経済指標の発表が相次ぐため、それを受けて米株式が落ち着きをみせるかが焦点。

 昨年10月以降の東証1部の価格帯別累積売買高を見ると、日経平均1万3000~1万3300円前後の売買高が多く、戻り売りが出やすい。

 物色の方向は、海外要因の影響が少なく、予算面の裏付けのある公共投資関連銘柄に向かいそうだ。具体的には、廃棄物処分業務を手掛けるタケエイ<2151.T>に注目。同社の子会社が東京都災害廃棄物受入処理事業(岩手県陸前高田市、釜石市の災害廃棄物)の処分業者に決定した。

 また、JR東日本の鉄道設備関連工事を担当している東鉄工業<1835.T>、サントリー食品インターナショナル<2587.T>の新規上場に関連して類似企業の一社であるカゴメ<2811.T>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)