太平洋セメが続伸、政策恩恵で一段の業績上乗せも

 太平洋セメント<5233.T>が4日続伸、6月7日に265円で目先の底値を確認した後は順調に戻り相場を形成、ここ最近は買いの勢いが強まり、25日移動平均線を足場に上放れ様相を鮮明としている。23日に実施された東京都議会選挙で自民・公明が圧勝したことで与党の政権基盤が強化され、7月の参院選での勝利に弾みがつく可能性が高まった。震災復興需要が高水準のほか、「国土強靭化計画」などアベノミクスによる政策恩恵はセメント首位の同社にも及ぶ。既に稼働率は会社側想定を超えており、「今3月期経常利益を会社側は前期比2割増の40億円と見込んでいるが増額修正の公算大」(市場関係者)という見方が強い。海外では米国向けの赤字が減少する見通しにあり、これも全体の利益改善に寄与する見通しだ。

太平洋セメの株価は13時28分現在326円(△12円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)