東京株式(前引け)=アジア株が底堅く、買い戻し優勢に 

 25日前引けの日経平均株価は前日比84円高の1万3147円と反発。前場の東証1部の売買高概算は11億4070万株、売買代金は9338億円と商い低調。値上がり銘柄数は610、対して値下がり銘柄数は989、変わらずは104銘柄だった。日経平均は高いものの値上がりの数を値下がりが上回っている状況だ。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調だったほか、為替も朝方は1ドル=97円台半ばの推移とやや円高傾向にあったが、買い戻し先行で始まった。騰落レシオなどテクニカル面で売られ過ぎを示唆していたほか、平均PERなど指標面でも割安感が浮上しており、押し目を広範囲に拾う動きがみられた。中国経済の変調が伝わる中できょうの上海株をはじめアジア株市場の動向が注目されたが、上海株は朝安の後下げ渋り、韓国、香港などがプラス圏で推移するなど底堅さを発揮しており、東京市場もやや買い安心感が台頭している。
 個別ではトヨタ、ソニーがしっかり、商船三井、川崎汽など海運株も高い。セブン銀が上昇、ファストリテも値を上げた。タマホームが急騰したほか、神栄も物色人気となっている。KLabはストップ高カイ気配。一方、ダイキン、コマツなどが売られ、中国塗も大幅安。リンナイが安く、リブセンス、富士急なども急落している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)