株価主導でドル相場が上下する展開

米長期金利は上昇後低下
昨日の海外時間には、各国株価が下落買うしたことから円買いが強まったあと、NY時間午後に反発したことからドル売りが強まりました。

欧州時間序盤、上海株が下落した流れを引き継いで欧州株が下落したことから円買いが強まって、ドル円は97.70円台まで、ユーロ円は128.20円付近まで下落しました。この間ユーロドルは一旦1.3080付近まで下落しましたが、全般的なドル売りの流れで1.3120台まで反発した後もみ合いとなりました。その後岩田日銀副総裁が「名目金利の上がり方も、予想インフレ率の上がり方に比べて小さいので、実質金利は下がっている」「必要があれば、上下両方向の政策の調整はありうる」などと述べたことから円売りが強まって、ドル円は98.30円台まで、ユーロ円は128.90円付近まで反発しましたが、欧州株が一段安となったこともあってドル買い、円買いが強まって、ドル円は97.50円付近まで、ユーロ円は127.60円台まで、ユーロドルは1.3060付近まで下落しました。

NY時間序盤、NYダウ先物が一旦反発したものの、NYダウの現物が下落して取引を開始したあと下落幅を拡大する動きとなったことからユーロドルは1.30台後半から1.31乗せの間で激しく上下しました。この間再び円買いが強まってドル円は97.20円台まで、ユーロ円は127.20円台まで下落しました。その後各国株価が下げ止まったことから円が売り戻され、ドル円は97.80円台まで、ユーロ円は128.10円台まで反発しました。

NY時間午後にはいって、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が「中期的なインフレ率見通しが2.5%を下回り、長期的なインフレ期待がしっかり抑制されている限り、資産購入を続ける必要がある」などと述べたことから米長期金利が下落、各国株価が上昇したことからドル売りが強まって、ユーロドルは1.3140台まで、ユーロ円は128.40円付近まで上昇しました。

東京時間にはいって、午前に日経平均が上昇したことから98.00円台まで上昇しましたが、その後日経平均が反落したことからドル円も97.20円台まで反落しました。

今日の海外時間には米・5月耐久財受注、米・4月S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・6月CB消費者信頼感指数、米・5月新築住宅販売件数の発表があるほか、ブノワ・クーレECB専務理事の講演が予定されています。