東京株式(大引け)=93円安、上海株に振り回される

189b3ff92

 25日の東京株式市場は朝方高く始まったものの、後場波乱展開となった。大引けにかけては下げ渋ったが“中国リスク”が常に意識される展開だった。
 大引けの日経平均株価は前日比93円安の1万2969円と続落で1万3000円台を割り込んでいる。東証1部の売買高概算は27億1281万株、売買代金は2兆2803億円。値上がり銘柄数は368、値下がり銘柄数は1266、変わらずは79銘柄だった。
 きょうの東京市場は買い先行でスタート。前日の欧米株市場が総じて軟調で、直近のアジア株安と合わせて世界的な株安の流れが連鎖する中で底堅さをみせた。先物への買い戻しから日経平均は一時170円強の上昇となったが、中国株が大幅安となったのを横目に後場寄りに売りが加速、今度は一時300円超の下げとなる値動きの荒い展開を余儀なくされた。中国では経済の減速懸念に加え銀行間取引金利の急上昇で金融システム懸念など投資家の不安心理が増幅している。これがアジア株全般安にもつながっており、東京市場でも中国関連などを中心に主力株が総じて見送られる背景となっている。
 個別では、ソフトバンクが安く、三井住友など大手銀行も冴えない。コマツ、ファナック、ダイキンなども下げている。ドワンゴも大幅安。東天紅、中国塗などの下落もきつくなっている。半面、KLabがストップ高となったほか、神栄も上昇した。三協立山が急騰、JBRも値を飛ばしている。トーヨーカネツ、ライト工、セブン銀、KIMOTOなども買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)