東京株式(大引け)=135円安、“中国不安”背景に続落

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 26日の東京株式市場は引き続き上下にボラティリティの高い展開。日経平均大幅高で始まった後、買い続かずマイナス圏に沈み、その後再びプラス圏に浮上する場面もあったが、大引けにかけ改めて売り直された。
 大引けの日経平均株価は前日比135円安の1万2834円とほぼ安値引けで3日続落となった。東証1部の売買高概算は24億8707万株、売買代金は1兆9141億円。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は1394、変わらずは48銘柄だった。全体の8割以上の銘柄が下げる展開となっている。
 きょうの東京市場は、寄り付きは前日の米国株高を受けて大きく買い先行で始まったが、その後は伸び悩み、遅れて始まる上海株市場が軟調推移となっているのを横目に下げ幅を拡大した。中国の金融システム不安の根は深く、前日に中国人民銀行の幹部が流動性逼迫問題に関して柔軟な対応をする姿勢を示したが、上海株は売り優勢となった。これが東京市場にも影を落とし、後場は全般薄商いの中で、先物主導で裁定解消売りを誘い今月14日以来の安値水準に叩かれている。
 個別では、ファナックが安く、SBIも下げた。キヤノンが売られ、ニプロ、ドワンゴは急落となった。新日科学、アイフル、木村化、アイロムHDなども大きく値を下げている。一方、ソニーがしっかり、富士重も買われた。日野自、サイボウズ、KLabが急騰。ツガミも値を飛ばしている。このほか信越化、ナブテスコ、日写印なども物色人気を博した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)