あす(27日)の為替相場見通し=98円前後の往来圏に

 あすの東京外国為替市場の円相場は、97円後半~98円前半のレンジでの往来圏が続きそうだ。予想レンジは1ドル=97円10~98円30銭、1ユーロ=126円00~129円00銭。この日は前日発表の米5月新築住宅販売など経済指標が良好だったこともあり、朝方は98円前半の円安で推移した。ただ、東京市場での売買が活発化すると円買い戻しが強まった。特に、中国株式市場で上海総合指数が下落すると円買いに弾みがつき、97円30銭台まで円は上昇した。きょうは米1~3月期GDP確定値の発表があり、その内容が良好なら、円売り・ドル買いの要因となりそうだ。
 テクニカル的には、98円20~30銭が抵抗線となっており、ここを抜けるには新たな支援材料が欲しいところ。一方、97円台前半も抵抗線となっており、当面は往来圏での一進一退が予想される。中国情勢に対しては「しばらく神経質な動きは続く」とみる声が多く、リスクオフからの円買いが強まる可能性はある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)