<検証話題株・群栄化学> 3Dプリンターの本命、短期資金を呼び込み急騰(2)

 その後は相場全般の調整もあって群栄化学株も調整入り。14日には、その前日に異性化糖および水あめまたはブドウ糖の取引に関して公正取引委員会から課徴金の納付命令を受けると発表したことで下落し、物色一巡も懸念されたが、6月7日の直近安値320円を割り込まなかったことから、17日には再びストップ高まで買われるなど勢いの強さを見せつけた。

 これを受けて、日証金が貸借取引で注意喚起を発表したが、18日には再び大幅続伸した。直近では、相場全般に方向感が乏しいなかにあって、「3Dプリンター関連」のテーマ性は短期資金を呼び込む力があり、また信用取り組みに厚みが増したこともあって、強含みで推移している。6月4日高値の更新が意識される展開となろう。

 3Dプリンター関連の本命株と目されているが、次世代プリンターの鋳型材料の開発を担当しており、今後の期待材料。また、現在主力のフェノール樹脂は、熱を加えると溶けるプラスチックとは逆に、熱を加えると硬化する樹脂であり、電気絶縁性、強靭、耐熱性などの特性を持つことから自動車・住宅産業、電子材料などに使われている。景気の回復に伴い今後は需要増にも期待がもたれている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)