米GDP確報値下方修正で一時円買い強まる

米長期金利はやや低下
昨日の海外時間には、発表された米・第1四半期GDP(確報値)が予想を大きく下回ったことから米長期金利が急低下し、ドル売り、円買いが強まる場面がありましたが、米長期金利、NYダウが反発したことで円も売り戻されました。

欧州時間序盤、日経平均が引け際から下落したことを受けて円買いが強まってドル円は97.30円台まで、ユーロ円は127.20円台まで下落しました。日経平均先物が下げ止まるとドル円は下げ渋る展開となり97.60円台まで反発しましたが、米長期金利が反発したことからドル買いユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3010台まで下落し、ユーロ円も126.90円台まで下落しました。その後米長期金利が一段高となると円売りが強まって、ドル円は97.90円付近まで、ユーロ円は127.50円付近まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米・第1四半期GDP(確報値)が予想を大きく下回ったことから米長期金利が急低下し、ドル売り、円買いが強まって、ドル円は97.30円台まで、ユーロ円は127.00円付近まで急落し、ユーロドルは1.3050台まで上昇しました。その後ドラギECB総裁が「(ECBの金融政策は)予見可能な将来において緩和的にとどまる」と述べたことや、ノワイエ・フランス中銀総裁が「ECBは必要に応じて行動を起こす用意を整えている」と述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.2980台まで、ユーロ円は126.50円台まで下落幅を拡大し、ドル円も97.20円台までつれ安となりました。

その後米長期金利が反発したことからやや円が売り戻され、ドル円は97.50円台まで反発しました。NY時間午後にはいってからは、米長期金利が一段高となったことや、その後NYダウが上昇幅を拡大したことから円売りがさらに強まって、ドル円は97.80円台まで、ユーロ円は127.30円台まで上昇しました。

今日の海外時間には独・6雇用統計、英・第1四半期経常収支、英・第1四半期GDP、ユーロ圏・6月業況判断指数、米・5月個人所得/個人支出、米・5月PCEコア・デフレータ、米・新規失業保険申請件数、米・5月中古住宅販売保留指数の発表があるほか、ダドリー・米NY連銀総裁、パウエル・米FRB理事、ロックハート・米アトランタ連銀総裁、メルシュ・ECB専務理事の講演が予定されています。