あす(28日)の為替相場見通し=98円台定着なるか

 あすの東京外国為替市場の円相場は、1ドル=98円台の定着を試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=97円80~98円80銭、1ユーロ=127円00~129円00銭。前日の米国の長期金利が低下しNYダウが上昇したこともあり、リスクオン姿勢が強まり97円後半から98円台に乗せる動きを見せた。中国・上海総合指数の動向は懸念視されるが、焦点は米国の量的緩和縮小と同国の景気動向であり、この日発表される米・5月個人所得・個人支出や5月中古住宅販売仮契約などの内容は注目される。前日は米1~3月GDP確定値が下方修正されたことで米金利が低下し、NYダウが上昇した。これを受けドル高・円安が進んだ。こうしたなか、米経済指標の発表を米株式市場がどう反応するかがポイントとなりそうだ。あすは、日本で5月鉱工業生産などの発表がある。季節要因では、円買い需要が高まるとされる6月半期末は経過しつつあり、徐々に円安を試す展開も予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)