<株式トピックス>=「魔の木曜日」に終止符、相場は新局面へ

 市場関係者の間で「魔の木曜日」として恐れられていた現象が終止符を打った。5月2日から、先週の20日まで、木曜は8週連続して日経平均株価が前日比マイナスを記録していた。
 それだけではない。1142円安した5月23日、翌週に737円安した同30日、そして、2週間後に843円した6月13日と、相場変調後の大幅下落トップ3は、全て木曜日に発生していた。これらのあまりに厳しい内容から、単なるアノマリー(合理的に説明できない規則性)として片付けることはできず、今週も不安を抱えて木曜日を迎えていた。とりあえず、きょう27日の日経平均株価は、前日比379円高の1万3213円と木曜日としては9週ぶりの大幅高で、多くの市場関係者は、ほっと安堵の胸をなでおろしたようだ。
 27日の終値は、強気と弱気が拮抗する微妙な水準に差し掛かっている。今回の上昇相場がスタートした昨年11月半ば以降で、累積売買高の多い1万3000~1万3300円の価格帯を大きく上抜いてくると、戻り待ちの売りが減少することなどから、比較的上値が軽くなり、株価の居所が上に一段階切り上がる可能性が広がってくる。この水準は25日移動平均線(1万3328円=27日現在)のレベルともほぼ一致しており、25日移動平均線の早期突破が、今後の相場を占う上で、重要なポイントになりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)