東京株式(前引け)=先物主導で上げ幅拡大

 28日前引けの日経平均株価は前日比435円高の1万3648円と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は15億9920万株、売買代金は1兆2265億円。値上がり銘柄数は1567、対して値下がり銘柄数は97、変わらずは40銘柄だった。全体の9割超の銘柄が上昇している。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場でNYダウが大幅続伸しフシ目の1万5000ドル大台を回復したことなどから、リスクオンの動きが強まり広範囲に買いが先行した。米国では米金融当局の要人から早期の量的緩和縮小に慎重な発言が相次ぎ、これも流動性相場継続への期待につながっている。為替市場では1ドル=98円台80~90銭の推移と一段と円安傾向にあることも追い風となり、先物主導で上げ幅が拡大した。注目されている上海株も前日比プラス圏で底堅い動きをみせていることも、全般買い安心感につながっているようだ。
 個別ではトヨタが大商いで急伸、三菱UFJ、三井住友など大手銀行株も売買代金上位で買いが優勢。ソフトバンクが高く、ファーストリテも急伸した。三井不、菱地所、ケネディクスなど不動産株も大きく買われている。東京製綱、リブセンスなども大幅高。半面、マネーパートナーが大幅安、カーバイド、神栄など個別材料株の一角も売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)