株価堅調推移で、米長期金利低下も円売り強まる

株価優勢の円相場続く
昨日の海外時間には、日経平均先物やNYダウが上昇したことから円売りが強まりました。

欧州時間序盤、日経平均先物が堅調な動きとなったことから円売りが続き、ドル円は98.30円台まで、ユーロ円は128.10円付近まで上昇しました。その後は欧州株が小動きを続ける中、為替市場も小動きが続きました。

NY時間にはいって、発表された米・新規失業保険申請件数が予想よりもやや弱いものだったことから米長期金利がやや低下し、ドル円は97.80円台まで、ユーロ円は127.40円台まで下落しましたが、同時に発表されたほかの指標がやや強いものだったこともあってすぐに買い戻されました。その後もしばらくは米長期金利の低下が続きましたが、株式市場が堅調な動きだったことから円売りが強まりました。その後ダドリー・米NY連銀総裁が「経済がFRBの見通しに届かなければ、量的緩和は延長される可能性」「資産購入縮小は政策の引き締めを意味しない」などと述べたことからNYダウや日経平均が上昇しする一方「2013年後半の量的緩和縮小は適切となる可能性」「2014年半ばに量的緩和を終了する可能性」と述べたことから米長期金利が反発し、全般的なドル買いが強まってドル円は98.50円台まで上昇し、ユーロドルは1.3000付近まで下落しました。さらにパウエルFRB理事が「金融政策の変更における先週のバーナンキFRB議長からのシグナルは非常に小さかった」と述べると米長期金利が反落し、ドル売りが強まってドル円は98.10円台まで下落し、ユーロドルは1.3060台まで反発しました。

今日の東京時間には、発表された日・5月鉱工業生産が予想を上回ったことなどから日経平均が大きく上昇する中円売りが強まっています。

今日の海外時間には独・5月小売売上高指数、英・6月ネーションワイド住宅価格、独・6月消費者物価指数、米・6月シカゴ購買部協会景気指数、米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表があるほか、スタイン・米FRB理事、ラッカー・米リッチモンド連銀総裁、ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁、ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁、バローゾ・欧州委員長、ラホイ・スペイン首相の講演が予定されています。