東京株式(大引け)=463円高、リスクオン加速で急騰

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 28日の東京株式市場は前日の米国株高を受けて大きく買い優勢、寄り後は先物主導で上昇加速となり一時500円を超える急騰を演じた。
 大引けの日経平均株価は前日比463円高の1万3677円と大幅続伸となった。東証1部の売買高概算は31億9097万株、売買代金は2兆6078億円。値上がり銘柄数は1602、値下がり銘柄数は82、変わらずは28銘柄だった。全体の93%強の銘柄が上昇する全面高商状となっている。
 米金融当局の要人から早期の量的緩和縮小に慎重な発言が相次ぎ、前日のNYダウはこれを好感して1万5000ドル大台を回復するなどリスクオンの動きが強まった。これを受けて東京市場でも大型、中小型を問わず広範囲に買いが流入した。ここ波乱要因とみられていた上海株式も朝安後切り返し、プラス圏の推移を続けるなどでやや不安心理も後退。為替市場で円が弱含んだことも追い風となった。海外筋による6月末特有のドレッシング買いや、先物に断続的な買いが入り、これにカラ売り筋の買い戻しが加わり全体指数を押し上げた。
 個別では、トヨタが東証1部の売買代金トップで一時6000円台回復。三菱UFJなど大手銀行も大商いで高い。菱地所、三井不、タカラレーベンなど不動産関連が軒並み大幅高となったほか、シャープ、コマツも急伸。野村HDなど証券株も買われた。このほかVテクノロジー、東京製綱が急騰した。半面、カーバイド、神栄など仕手系材料株が軟調。ニトリHD、グリーも値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)