来週の為替相場見通し=米雇用統計控え値の荒い展開

 来週の東京外国為替市場の円相場は、重要経済指標の発表が相次ぎ値の荒い展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=97円50~100円00銭、1ユーロ=128円00~132円50銭。この週は米国・量的緩和の縮小を巡り思惑が広がった。中国・上海総合指数の大幅安は注視されたが、リスクオフ姿勢は限定的でNY株高も加わり一時99円台まで円安が進んだ。来週も米量的緩和を巡る思惑に左右されそうだ。最大の焦点は5日の米・6月雇用統計だが、その前の1日には米・6月ISM製造業景況指数や3日のADP雇用統計などがあり市場に影響を及ぼしそうだ。また、2日には豪州準備銀行理事会、4日にはECB理事会があり、その金融政策が関心を集めそうだ。また、1日には中国6月製造業PMIが発表される。日本では、同日に日銀短観が公表される。
 米株式市場などが強めに推移すれば、円は100円乗せを目指す円安展開も見込めそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)