来週の株式相場見通し=新展開入りで上値試す、戻り待ちの売りをこなす

 来週(1~5日)の東京株式市場は、今週の大幅上昇により株価水準が切り上がったことに伴い、戻り待ちの売りが想定される。ただ、外国為替市場で円安・ドル高傾向が強まる可能性や、累積売買高の多い価格帯を上抜けたことから、戻りを試す展開が予想される。 復活の兆しをみせはじめた外国人投資家の買い継続も焦点となる。日経平均株価の想定レンジは1万3500~1万4000円とする。
 28日の東京株式市場は、一部外国人投資家の決算期末ということもあり、株価水準を引き上げたいというドレッシング(お化粧)買いも加わって、日経平均は400円を超える大幅高となった。市場関係者は「上値のフシとなっていた6月11日高値(1万3584円)や、抵抗線とされた25日移動平均線(1万3291円=28日)、75日移動平均線(1万3418円)を一気に突破してきたことで、相場は新展開入りしたと判断できる」との見方が出ていた。 
 日程面では、日銀短観6月調査、路線価発表(1日)、6月のマネタリーベース、5月の毎月勤労統計調査(2日)、サントリー食品インターナショナル<2587.T>東証1部に新規上場(3日)、日銀支店長会議、参院選公示日(4日)、5月の景気動向指数(5日)に注目。海外では、中国6月の製造業PMI、米6月のISM製造業景況指数(1日)、米6月の新車販売台数(2日)、米6月のADP雇用統計、米5月の貿易収支、米6月のISM非製造業景況指数(3日)、ECB定例理事会(4日)、米6月の雇用統計(5日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)