<私の相場観>=三木証券・投資情報部長 高橋 春樹氏

 日経平均株価は1万3500円を超えて戻りを試す展開。背景には、米国の金融緩和縮小、中国の金融不安の2つのリスクがやや和らいできたことが背景にある。ただ、売買代金が依然として低水準にあることや、戻り待ちの売りが想定されるため、当面はもみあいが続きそうだ。

 既に東証REIT指数は6月13日に底打ちし上昇に転じており、昨年11月半ばからスタートした上昇相場と同様に、不動産、銀行の順に物色される可能性がある。

 21日の参院選で自民・公明の与党が圧勝し、国会審議のねじれが解消されて政治の安定性が確保されること。加えて、3月期決算企業の第1四半期(4~6月)業績の好調さが認識されはじめるという2つの条件が揃うことで、7月下旬あたりから〝アベノミクス相場第2幕〟がスタートする期待感が高まりそうだ。

 個別銘柄では、主要テーマの円安・ドル高で恩恵を受ける代表格である富士重工業<7270.T>に注目。さらに、リフレ関連としては三井不動産<8801.T>、自動車関連の好業績銘柄としての住友ゴム工業<5110.T>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)