午後:債券サマリー 先物は大幅安、米国金利動向など警戒感も

 1日の債券市場では、先物中心限月9月限は大幅安。株式市場が上昇するなか、債券市場は売り物が先行した。ただ、全体は手掛かり材料難で模様眺め気分が強かった。
 後場の先物は142円29銭でスタートし、一時142円19銭まで下落した。この日の朝、発表された日銀短観は製造業6月の大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス4と市場予想(プラス3)を上回ったほか、日経平均株価が上昇し1万3800円台を回復したことも債券市場にはマイナス要因に働いた。今週はあす2日に10年債、4日に30年債の入札があり、その内容が注目されている。また、2.5%前後にある米国債利回りの動向にも関心が集まっている。 
 この日の先物9月限は142円50銭で始まり、高値は142円54銭、安値は142円19銭、終値は前週末比39銭安の142円31銭。出来高は2兆1357億円。10年債の利回りは前週末比0.035%上昇の 0.880%、20年債は同0.040%上昇の1.735%、30年債は同0.045%上昇の1.870%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)