スピード違反は事故の元、一旦調整を望む

<21日予想>業績相場移行への試金石となる第1四半期の営業利益進捗率
 日経平均株価は1日までの3営業日で1018円高(終値比較)と1000円を超える急ピッチな上昇をみせた。1日の日経平均株価終値は、前週末比175円高の1万3852円と、1万4000円に手が届きそうな水準となっている。さすがに、市場関係者からは「3日間で1000円超の急騰はスピード違反。調整一服が欲しいところ」といった贅沢な発言も飛び出している。

 いずれにしても、ここからは、〝アベノミクス第2幕〟とでもいうべき、新たな株価上昇への裏づけが必要とされることは確か。外国為替市場で円安・ドル高が進行して1ドル=99円台まで戻してるものの、それだけでは今後の株価上昇の推進力とはなり得ない。

 多くの市場関係者が望んでるのが〝業績相場への移行〟だ。その業績相場の試金石となるのが、3月期決算会社の第1四半期(4~6月)の業績動向。

 市場関係者は「一時、1ドル=93円台へと戻った期間はあるものの、第1四半期は総じて円安での推移となっており、自動車関連など輸出企業を中心に業績はおしなべて順調に推移している。第1四半期時点で、通期業績の上方修正に踏み切るケースは少ないものの、営業利益の〝進捗率〟で大幅に超過する銘柄に注目したい」としている。

 〝営業利益高進捗率銘柄〟が頻発してくれば、業績相場への移行もスムーズに達成することになりそうだ。
<株式トピックス>カラオケ業界、「ヒトカラ」需要を開拓、着実な増配も実施
 「国民的娯楽」と呼ばれるカラオケ。身近なレジャーの代表格だが、近年は若者を中心としたカラオケ離れも進んでいる。

 全国カラオケ事業者協会の調べによるとカラオケ参加人口は1995年の5850万人が2011年は4640万人と2割程度減少している。

 レジャーの多様化や遊興費の削減などの影響が出ている格好だが、近年はカラオケボックスのルーム数などはほぼ横ばいで安定している。

 カラオケボックスの大手はシダックス<4837>や第一興商<7458>で、コシダカホールディングス<2157>や鉄人化計画<2404>、AOKIホールディングス<8214>の子会社「ヴァリック」などが続いている。

 カラオケ業界は、一時に比べれば市場規模は縮小したが、その間に淘汰が進んだ。勝ち残り組は収益を上げ、着実な増配を実施している企業も多い。

 このなか、カラオケ業界の新規展開として注目を集めているのが、一人でカラオケを楽しむ「ヒトカラ」需要の開拓だ。コシダカでは一人カラオケ専門店「ワンカラ」の全国展開を進めている。また、シニア層の開拓に向けた「早朝カラオケ」などの動きも出ている。

◆主なカラオケ関連銘柄
コシダカHD<2157> カラオケ本舗「まねきねこ」
鉄人化計画<2404>   「カラオケの鉄人」を展開
ラウンドワン<4680>  「ラウンドワン」内でカラオケルーム運営
シダックス<4837>  レストランカラオケ「SHIDAX」
ウチヤマHD<6059> カラオケ店舗「コロッケ倶楽部」
第一興商<7458>   業務用通信カラオケ「DAM」や「ビッグエコー」
AOKIHD<8214>  子会社でカラオケ「コート・ダジュール」