<話題の焦点>=日本酒に乾杯! 世界飛翔で企業大変貌へ

 寿司、てんぷらはもちろんのこと、ラーメンや居酒屋まで、いまや世界は日本食ブームと伝えられる。国も、クールジャパン戦略を旗頭に、日本食を一層世界に広めていく方針だ。さて、日本食で切っても切れないものと言えば、やはり日本酒だろう。

 日本酒(清酒)も世界で静かなブームと言われており、実際のところ、ここ数年で清酒の輸出は量、金額ともに大きな伸びを見せている。ちなみに、国税庁・酒類の輸出統計によると、輸出金額は06年に61億500万円だったものが12年には89億4600万円に、輸出数量も1万269キロリットルから1万4131キロリットルと、金額・数量ともに大幅な伸びを見せている。

 日本式の居酒屋も海外展開が急と言われ、これにつれて清酒の大幅な拡大は必至とみられる。これにクールジャパンという国策も加わり、今後日本酒製造メーカーは、世界展開を視野に入れることになり、まさに企業大変貌の転機がやってきている。

 〝清酒銘柄〟の筆頭と言えば宝ホールディングス<2531.T>で、「松竹梅」という絶大なブランドを持ち、米国、中国でも現地生産を行っている。

 また、傘下に合同酒精、富久娘酒造など著名ブランドを有するオエノンホールディングス<2533.T>や、評価の高い酒造メーカーを数多く展開しているジャパン・フード&リカー・アライアンス<2538.OS>からも目が離せないところだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)