流動性低下を懸念…、100円の大台が維持できるか…?

短期筋の仕掛けが勝る - ドル高
※ご注意:予想期間は7月4日と表示されていますが、本日(3日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 注目の100円の大台ラインを巡る攻防戦は、短期筋の仕掛け的な動きが勝りました。

 週末の米雇用統計に対する期待感、その後ろに控えるQE(米量的緩和)早期縮小への思惑を背景に、5月からの下落に対する61.8%ライン(99.92円付近)突破を仕掛けた短期筋は、NYタイムに“あれよあれよ”といっている間に100円後半へと駆け上りました。事前にこうした展開も考えないわけではありませんでしたが、“独立記念日絡みで利益確定が早まる可能性”を想定していた私にとって、かなり大きく異なった展開でした。
独立記念日に絡む“利益確定売り”に注目
 こうして迎えた本日の展開ですが、“100.50-40円付近に展開するドル買いオーダー”と“101.00-10円に設定されたドル売りオーダー”に挟まれて動きづらい中、昨日に想定していた“独立記念日に絡んだ利益確定売り”がどの程度出てくるかに注目が集まるところです。

 米国市場休場を翌日に控えた本日は、NYタイムのみならず流動性の低下が懸念されています。このため値が飛びやすい展開が想定されており、前記したレンジの外側に設定されているストップロスを行使する展開も考えておかなければなりません。
“前哨戦”も控え“大きく揺れ動く”が基本路線…!?
 本日はADP雇用統計(民間)・ISM非製造業景況指数・新規失業保険申請件数といった前哨戦が数多く予定されており、日足・一目均衡表先行スパンの雲の上限(101.28円付近)を狙ったさらなる上値追いが入ってこないとも限りません。それくらい上方向(ドル買い)に傾斜しやすい地合いとなっていますが、直近の動きを考えると大きな利が乗っているのは円売り・ドル買いポジションです。東京タイムに大きなポジション調整が入ると考えるのは時期尚早でしょうが、欧米タイムに入ると“独立記念日に絡んだ利益確定売り”は出て来やすいと考えるのが自然です。

 大きく揺れ動く展開の中、100円の大台を維持することが出来るかどうか?が、実は本日一番のポイントといえるかもしれません。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.292(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:102.000(大台)
上値3:101.511(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:101.282(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値1:101.063(ピボット1stレジスタンス、大台)
前営業日終値:100.616
下値1:100.258(7/2の38.2%押し)
下値2:99.968(7/2の61.8%押し、大台)
下値3:99.834(ピボット1stサポート、7/2の76.4%押し)
下値4:99.500(7/2安値)
下値5:99.218(50日移動平均線)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。
11:18 ドル円 抵抗・支持ライン追加