東京株式(大引け)=43円安、スピード警戒感から反落

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 3日の東京株式市場は円安を好感して高く始まったが、その後はスピード警戒感から上値も重く、上海株などが軟調に推移するなか利食い圧力に押され値を消す展開となった。
 大引けの日経平均株価は前日比43円安の1万4055円と5日ぶりに反落となった。東証1部の売買高概算は28億1598万株、売買代金は2兆3216億円。値上がり銘柄数は864、値下がり銘柄数は714、変わらずは135銘柄だった。
 きょうの東京市場は、為替市場で1ドル=100円大台を突破するなど円安傾向を受け、広範囲に買いが先行して始まった。しかし、日経平均は前日までの4連騰で1260円強、率にして10%近い上昇をみせており、買い疲れ感も垣間見える。今週末に6月の米雇用統計発表を控えて積極的な買いは見送られ、1時間半遅れて始まる中国・上海株や香港株などアジア株全般が軟調推移となるのを横目に、ひとまず買い手仕舞う動きが表面化した。模様眺めムードを代弁するように日中の日経平均の変動幅も最近では目立って小さかった。
 個別では、東電が反落、IIJも大幅安。ITHDも大きく値を下げた。良品計画、ユニーなど決算絡みで消費関連株への売りが目立った。ルネサス、ソフトバンクも軟調。半面、菱地所、三井不など不動産株が買われ、ドワンゴが急伸。新日科学はストップ高、神栄も値を飛ばしている。常磐興、レオパレス21も物色人気を博した。なお、サントリーBFは公開価格3100円に対し3120円で初値をつけ、大引けは3145円。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)