あす(4日)の為替相場見通し=ポルトガル不安の行方に関心

 あすの東京外国為替市場の円相場は、100円を前後する値の荒い展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=99円20~100円50銭、1ユーロ=128円00~131円00銭。この日は、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小観測からドル高・円安が進み、約1カ月ぶりの100円乗せを達成。一時、100円86銭まで円安が進んだ。ただ、夕方の欧州時間に入りポルトガルの政局不安から、ユーロ安が進行。円にも利益確定の買い戻しが流入し、99円70銭台まで円が買われた。ポルトガル発の政局不安が再度、国際的なリスク要因に発展するかが注目されている。
 この日発表される米・6月ISM非製造業景況指数や米・6月ADP雇用統計の内容が堅調なものとなれば、ポルトガル不安は一過性のもので終わることも期待できる。市場はボラタイルな動きとなっており、円安あるいは円高に振れるにせよ神経質な展開が予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)