4日の株式相場見通し=方向感に乏しくもみあい商状

 4日の東京株式市場は、前日3日のNYダウ平均株価が反発したものの、エジプトやポルトガルでの政局懸念は買い手控えにつながるものとみられている。また、今晩の米国株式市場が独立記念日で休場となるうえ、5日の米雇用統計発表を控え、様子見ムードが広がりそうだ。
 3日の米株式市場ではダウ平均株価が反発し、前日比56ドル高の1万4988ドルで取引を終了した。外国為替市場では、1ドル=100円を挟んでの小幅な値動きとなっている。ポルトガルの政局懸念で欧州株が下落したことを受け売りが先行した。ただ、6月ADP雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが前月比18万8000人増と市場予想の16万人増を上回り、週間の米新規失業保険申請件数が減少したことなどから雇用環境の改善が裏づけられた。
 日程面では、参院選公示、日銀支店長会議(黒田総裁が挨拶)、半導体・フラットパネルディスプレー製造装置の需要予測、6月の車名別新車販売台数に注目。海外では、ECB定例理事会、スペイン国債入札、米市場休場(独立記念日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)