東京株式(寄り付き)=手掛かり材料難で売り先行

 4日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比85円安の1万3970円と続落。前日の米国株市場は軟調で始まったものの引けにかけて切り返した。しかし、中国経済および株式の動向に加え、ポルトガルやエジプトの政局不安など不透明感を助長する材料が新たに浮上していること、あす5日には6月の米雇用統計発表を控えていることもあって積極的な買いは入れにくくなっている。また、4日は米国市場が独立記念日で休場となることもあって手掛かり材料の乏しさが意識されている。為替市場では前日に1ドル=100円台後半まで円高・ドル安が進んだが、足もとは再び99円台に引き戻されるなど円が買い戻され不安定な動きとなっている。為替動向が全体の地合いに与える影響は大きく、全般手掛かり材料難の中で取引時間中の対ドル、対ユーロでの円相場が一段と注目されそうだ。業種別には33業種中、電力ガス、水産などを除き総じて軟調。値下がりで目立つのはゴム製品、鉄鋼、不動産、食料品、海運、輸送用機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)