カーバイドは高値圏でのもみ合い続く、仮需改善も日足形状は悪化傾向

 日本カーバイド工業<4064.T>は小安い。特定筋の介在観測を背景に6月28日に785円の年初来高値を示現。以降は高値圏でのもみ合いを継続する格好になっている。日証金速報ベースでの貸借倍率は3日段階で1.76倍と、6月27日2.06倍、6月28日2.00倍、7月1日1.89倍、7月2日1.97倍と徐々に改善基調となっている。半面、日足ベースのMACDは4月18日以来のデッドクロスを示現するなど悪化傾向のシグナルを発し始めている。地合い全般の個別物色に積極的な動きが見えないなか、市場関係者の中には「仕手系材料株の中核的な銘柄としての認知度が高い同社株に期待を寄せる関係者は多い」との声もある。高値警戒感と仕手化全開期待が交錯するなか、荒い値動きが今後も続くことになりそうだ。

カーバイドの株価は9時51分現在725円(▼2円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)