外為サマリー:1ドル99円90銭前後の円高で推移、ポルトガル情勢など警戒

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円89~90銭近辺と前日午後5時時点に比べ21銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=129円88~92銭と同47銭の円安・ユーロ高で推移している。
 前日発表された米・6月ADP雇用統計は18.8万人増と市場予想(16万人増)を上回ったほか、米新規失業保険申請件数も34.3万件と市場予想(34.5万件)に比べ改善した内容だった。これを受け市場には安心感が広がった。前日はポルトガルの重要閣僚が相次いで辞意を示したことで同国に対する政局不安が台頭したほか、エジプト情勢が緊迫していることも懸念視されている。現時点では影響は限られているものの、両国の情勢は不安要因と受け止められている。この日は、米国が独立記念日で休場となることもあり、手控え感が出る可能性もある。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3002~03ドルと前日午後5時時点に比べ0.0074ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)