米雇用統計の結果と市場の思惑

米雇用統計の結果と市場の思惑
本日は米雇用統計に市場の関心が集中する日だ。先行指標の結果は好悪マチマチだが、ADP全国雇用者数が市場予想よりも良好でISM非製造業景況指数の雇用指数が大幅な改善を見せている点に着目すると、足元で出ている市場予想(失業率:7.5%、非農業部門雇用者数:16.5万人増)よりはやや高めの期待値になっている可能性がある。

市場では9月の米量的緩和縮小の可能性をこの雇用統計から量ろうする機運が高く、市場予想と同程度(さほど悪くない)、もしくは市場予想よりも良好なら、9月緩和縮小開始の思惑を絡めたドル買いが強まる可能性がある。ただ、市場予想よりも大幅に弱ければ9月縮小開始観測は後退し、反動で急激にドル売りが進むことも有り得る。
このところ方向感に乏しかったドル/円だが、これによって大きく動き、再び方向感が出てくるきっかけとなる可能性があるだろう。