TDKが急伸、見直し買い加速で底入れ鮮明

 TDK<6762.T>が急伸。5日・25日移動平均線はゴールデンクロス示現が目前、海外資金の買い戻しなども背景に株価は底入れを鮮明としている。同社の14年3月期業績は連結営業利益で前期比38.6%増の300億円を見込んでいるが、これでも保守的な数字で市場筋の間では増額修正が濃厚との見方が強い。為替の円安恩恵に加えて、スマートフォン向け高周波部品が大きく伸びているためで「(会社側予想に)為替恩恵も考慮すると1割以上は上乗せされるのではないか」(市場関係者)との見方。また、同社は小型電子機器に内蔵する無線充電用コイルで従来比2割程度薄くした商品を開発しており、薄型化が進むスマートフォンやタブレット向け需要を新たに喚起する可能性がある。5月23日の年初来高値4700円からの調整で時価近辺は未だ値ごろ感があり、機関投資家の見直し買いなどを誘い意外高形成の気配も醸している。

TDKの株価は11時4分現在3630円(△120円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)