ドラギ総裁のハト派発言を受けユーロ急落

BOEは現状維持だったが異例の声明を発表
昨日の海外時間には、ドラギECB総裁が会見で「ECB の主要政策金利が長期的に現行水準かそれを下回る水準になると予想する」と述べたことからユーロ売りが強まりました。

欧州時間、BOE(英中銀)金融政策委員会が開催され、予想通り政策金利を資産買入目標が維持されました。カーニー新総裁が就任したことからか、これまでは現状維持の場合に発表されなかった声明が発表され、その中で「時間軸政策に関する分析は8月会合の政策協議で重要な意味を持つ」「最近の金利上昇期待
は最近の国内経済の展開で保証されていない」などとされ、予想よりもハト派だったことからポンド売りが強まる中、全般的にドル買いが強まりました。

その後ECB理事会も予想通り政策金利据え置きを発表しました。続いて行われたドラギ総裁の会見では「経済見通しのリスクは引き続き下方向」「われわれの出口は非常に遠い」「長期にわたり政策金利が現行のままかそれを下回る水準にとどまると考えている」「ECBは、金利へのバイアスが下向きとするフォワードガイダンスを示した」などと非常にハト派的な発言があったことから、ユーロ売りが強まってユーロドルは1.2880台まで、ユーロ円は128.80円台まで急落しました。各国株価が上昇する中ドル円は100円台を回復し、100.10円台まで上昇しました。

その後は、ユーロがやや買い戻される場面もあったものの、米国市場が独立記念日で休場だったことから小動きとなりました。

東京時間にはいって、日経平均が堅調に推移していることからドル円は100.40円台まで上昇幅を拡大しました。

今日の海外時間には独・5月製造業受注、米・6月雇用統計の発表があるほか、リッカネン・フィンランド中銀総裁、レーン・欧州委員の講演が予定されています。