雇用統計強ければドル上昇へ・・・・

ドル円は再び103円台を目指す動きへ・・・・
 先月のFOMC以来、米国勢を中心に、FRBが早ければ、9月にもQE(量的緩和)縮小を開始するとの見方が強まっています。一方、我が国は4月から異次元の金融緩和を開始し、昨日、ECBやイングランド銀行も、金融緩和姿勢を強化しました。つまり、主要国中、米国のみが金融緩和終了に向かっており、日欧英は、今後も金融緩和強化に向かっています。

 この為、為替相場は、需給的にもドルが、対円、対ユーロ、対ポンドで買われ易くなっており、米雇用統計の内容如何に関わらず、基本的なトレンドに変化が出て来るとは予想し難い状況だと思います。そう考えると、非農業部門雇用者数が予想を上回る場合や、失業率が予想以上に低下する場合には、素直にドルが買われ、ドル円は103円台を早晩目指す事となりそうです。但し、本日に限っては、もし、ドルが急伸すれば、その後は、利食い売りの動きが強まり、週末を前に、やや荒っぽい動きとなるものと思われ、利食い売り等は確実に行うのが良いのかもしれません。

 一方、雇用統計で、予想通りの数字や、やや弱い数字が出ると、ドルが売られ、ドル円が100円の大台を割り込む動きが見られるかもしれません。しかし、数字が弱ければ、早期の量的緩和縮小の可能性も低下する為、米国株式市場が堅調な基調を取り戻すものと思われますので、ドル円は売り一巡後に株高に反応する形で反発に転ずるものと思われます。それ故、ドル売りが一巡したと思われる際には、ドルの押し目買い狙いが有効だと予想しています。