東京株式(大引け)=291円高、後場先物主導で上昇加速

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 5日の東京株式市場は終始買いが優勢、後場に入ると先物主導で裁定買いが入り全体指数を一段と押し上げ、日経平均は高値引けとなった。
 大引けの日経平均株価は前日比291円高の1万4309円と大幅高で5月29日以来の高値水準に達した。東証1部の売買高概算は28億304万株、売買代金は2兆505億円。値上がり銘柄数は1409、値下がり銘柄数は233、変わらずは68銘柄だった。全体の8割を超える銘柄が上昇している。
 きょうの東京市場はリスクオンの流れに傾き、後場は一貫して上値指向となった。前日の米国株市場は独立記念日で休場だったが、欧州株市場は独DAX、仏CAC40、英FTSE100など軒並み大幅高となり外国人投資家のリスク許容度が高まった。欧州ではECBが政策金利を過去最低水準に据え置くことを決め、追加緩和も視野に入れていることを明示、これが世界的な流動性相場が続くとの見方につながっている。日本時間今晩に予定される6月の米雇用統計を前にいったん手仕舞う動きも出たが、後場は先物への大口買いを足場に再び騰勢を強めた。
 個別では、トヨタが大商いで高く、日立も大幅高。ソフトバンクも活況裏に上昇した。KLabは一時ストップ高人気となったほか、MUTOH-HDも値を飛ばした。群栄化が値幅制限いっぱいに買われ、東洋電、日電子、アルテックなども大きく上値を伸ばしている。半面、サニックスが値を下げ、日本紙、イオンモールなども安い。東京機も反落となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)