来週の為替相場見通し=日銀決定会合などに注目

 来週の東京外国為替市場の円相場は、日銀金融政策決定会合などに左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=98円80~101円50銭、1ユーロ=126円50~132円00銭。今週は1ドル=100円に乗せる円安・ドル高が進んだ。米国景気は底堅く推移し、中国など新興国情勢もやや落ち着くなか、円売り・ドル買いが強まった。この日発表される米・6月雇用統計の結果に左右される面は大きいものの、モデレートな雇用拡大を前提とすれば、円安・ドル高基調が続くことが予想される。
 10日から11日には日銀金融政策決定会合がある。波乱となった先月に比べ、今月は「金融市場は落ち着いており、目新しい発表はないのでは」(アナリスト)という見方が出ている。ほぼ無風の日銀会合となる可能性があるが、市場はこれを前向きに受け止める可能性がある。海外では8日のユーロ圏財務相会合、9日の中国・6月消費者物価などが注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)